Tactical Manual for Tanarus No.203
対Lig対処法

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 ここでは、自分がVanに載っていることを想定して、対Ligの基本戦闘法を書きます。内容は薄目ですが、知っているのと知らないのとでは大きく差が出ます。初級のうちにしっかり押さえておきたい項目です。


1.砲塔を少し下げる
 Ligの前面はかなり低く、Vanが砲塔正位置で撃っても上を素通りしてしまいます。当てるためには、砲塔を僅かに下に向ける必要があります。砲塔を下げる幅ですが、遠距離の時にはほんの少し、近距離ではかなり大きく下げます。これは実戦でやってみると分かりますが、近距離ではかなり下げないと当てることが出来ません。Vanの砲塔の位置がLigの前面より高いためにこの現象が起きるので、これを三次元でイメージすれば、何故下げ幅を変えないと当たらないかは分かると思います。ちなみに、Chamも下げると当てやすくなります。Vanも僅かに当たる場所が広がるようです。
 Microsoft社製サイドワインダー系ジョイスティックを使っている方は、「サイドワインダープロファイラ」で、砲塔を僅かに下げるマクロや、精密射撃+砲塔下のマクロの設定をすると便利です。

2.砲塔は左右にいじらず、後退旋回しながら撃つ
 LigがVanに決定的に劣るところは、その装甲の薄さです。通常、Ligはブースト出来ませんし、もしブーストしていてもVanのほうがまだまだ装甲は厚いのです。しかし下手な動きをすると、上手いLigはすぐに真後ろに回ってきます。後ろを取られればVanに攻撃する術はありませんから、装甲の薄いLigにも負けてしまいます。ですからLigを倒すには「攻撃を当て続ければいい」と言うことです。
 ・・・実に当たり前なのですが、これを実現するのに不可欠の技術がこれです。砲塔を正面に(僅かに下げるのは基本として)固定しつつ、戦車移動は常に全速後退です。回り込もうとするLigも、一度正面にとらえられれば、戦車の後退旋回だけでとらえることが出来ます。あとはきっちり狙って当て続けるだけです。慣れるまではこの動きは難しいですが、対Van戦にも応用の利く動きですので、是非練習しておいてください。

 実戦でのLig対処法は、この2つでほぼ十分だと思います。DUELの時はまた違う対応が必要な場合もありますが、これが基本になることは変わりません。気を付けるべき事は、これでLigが簡単に倒せると思って、下手に追いかけないことです。追いかけて行ったら敵のまっただ中、ということも十分にあり得ます。あくまで「撃ち合えば勝てる」ということで考えてください。