Tactical Manual for Tanarus No.x1
小技集

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 特にどの分野と分類するほどの量や質が無い話を、ここにまとめて書いていきます。早い話が、ネタのゴミ箱です(w

 ゴミ箱とは言え、真面目に構成を考えた文章にはない、面白い話が見つかるかもしれません。またここでの話がTanaのプレイや掲示板での会話で広がっていけば、1コーナーとして真面目に書いていくこともあるでしょう。今はネタを忘れないために、また新鮮なネタを提供するために、ここに少しずつ書き貯めていくことにします。

 x1ってのがさりげなくTanaっぽくて良くないですか?(w


・黒煙は2発まで
 シールドがはげたときの回復停止とMk4の発射間隔について考えると、面白いことが分かります。Mk4は約0.9秒で1発発射することが出来ます。シールドは約2秒間回復できませんから、敵を撃ってシールドをはがせば、無条件に内部17*2=34のダメージを敵に与える「権利」を得ることになります。もちろん攻撃を連続で当てることが条件になりますから、あくまで権利です。しかし確実に当てさえすれば、内部に34のダメージが入ります。

 さて、Vanが煙をはき始めるのが内部55未満、黒煙は30未満だそうです(トムキャットさんの情報によると、灰煙が内部装甲-5以下、黒煙が内部装甲の半分以下だそうです)。つまり黒煙をはいている敵のシールドを削り落とすことが出来れば、後2発以内に確実に殺すことが出来るのです。黒煙ではなかったとしても、灰煙が出ていれば内部50は切っていますから、直前の回復量を考慮しても、シールドを削った時のショットが内部に0〜10のダメージを与えます(シールドで吸収しきれなかったダメージは、装甲に入る)から、現実には内部に34〜44程度のダメージを与えられるわけです。

 私が戦場のTCでよく「黒煙は2発まで!(w」と言っているのはこういう意味です。2発以上撃っても意味がありません。ラグで当たっていないとかでない限り、必ず死んでいます。いつまでも追いかけて撃つくらいなら、他の敵を撃つようにしましょう。まあ、たまには何故か生きているって人もいますが、逆に10秒放っておくと死ぬ人もいますから要注意です(嫌な注意の仕方だ)。

 当然ですが、相手がFakeだった場合はこの限りではありません。

 1999/10/6 修正入れました。煙をはき始めるダメージが違いました。


・ロケットで降りようとしたら撃ち落とされて死んだよ〜対策
 おそらくロケットについての項を書くことになると思いますが、それまでにこれだけは書いておきたかったので、先に載せます。

 目的はタイトルを見たまま、です。高いところで追いかけられてるけどここままじゃ死んじゃう〜あ、ロケット持ってるからここから飛び降りて華麗に着地して逃げちゃえ〜ってとんだ途端に撃ち落とされたぁぁぁ落下死かよおおぉぉぉ対策です(謎) 実際、これがかなり多いのですが、まるで「撃ち落とした方が悪い、撃つからロケット持ってるのに落下死したんだ。自分の責任じゃない」などと思っている人が多いようです。絶対自分の責任です。もっと一生懸命謝ってください。それが出来ない人は素直にダンパー持ってください。ってな言い方では全然解決しないので、落下死の確率を劇的に下げる方法を書きます。

 まず、ロケットの性質を考えましょう。ロケットの出来ることは、「戦車に上方向の力を与える」だけではありません。「一段目のロケットで、車体を水平に直す。ただし反転した場合は不可」と、「二段目のロケットで垂直軸での回転をストップする」が出来るのです。これではいまいち理解できない方もいると思うので、きっちり説明を。

 まず一段目のロケットというのは、飛び始めや降り始めに使う最初のロケットです。高いところから飛び降りると、戦車が反転してしまいます。これを僅かにロケットを使うことで、空中で水平方向に車体を立て直すことが出来ます。ロケットで飛び降りて転んで着地した、なんて経験は誰もないはずです。降りる直前に障害物にでも当たれば別ですが。で、撃墜対策(最初からこう書くべきか)に使うのはこれです。

 ついでに二段目のロケットの解説。ロケットで飛び立つと、時々戦車が旋回しながら飛んでしまうことがあります。REC攻めの時なんかにはこれが結構厄介ですが、これを止めるには一度ロケットを解除、つまりキーから手を離して、再度押し直すという操作をすることで、空中旋回を止めることが出来ます。二段目というのはこういう意味です。

 さて、余談が過ぎました。
撃墜されて落ちてしまうというのは、ロケットで飛び上がってから撃たれると、着地するまでロケットが使えなくなるためです。これは当然承知しているでしょう。ならば、ロケットを発動するまで撃たれなければ良いんです。

 では、出きる限りロケット使用後に撃たれないようにする方法を考えましょう。これが対策ですが答えは至って簡単。ロケットを使わずに、素直に落ちるのです。もちろん落ちっぱなしではいけません。落ちて車体が転倒する直前、出来るだけぎりぎりのタイミングでロケットを発動します。それまでは決してロケットを使ってはいけません。これがどういう状態になるかと言いますと、敵から見ると、一見こちらが普通に落ちていったように見えます。しかし実際はロケットで回復して着地しています。水平に近い距離に浮いている戦車はいとも簡単に打ち落とせますが、落ちていく戦車を撃ち落とすのは至難の業です。自分の方はというと、転倒の直前にロケットが発動するので、車体は水平に戻り、なおかつロケットが発動されるまでに撃たれても、撃ち落とされることがないのです。

 ポイントは、落ちる前にロケットを使って飛び上がるのではなく、落ちてからロケットで立て直す、ということです。イメージしてみると分かると思いますが、落ちる前からロケットを使うから撃ち落とされるんです。あとこつとしては、降りるときは思い切って降りた方が良いみたいです。ゆっくりと車体を落とすと、転倒が早い割に、上の敵から見えやすくなります。出来るだけ崖と直角に、勢いよく飛び降りましょう。

 ただしこのテクニック、実戦で試してきただけで、練習して確かめたわけではありません。実際は極めれば100%撃ち落とされない角度かもしれませんし、いくら極めても結構落とせるものかもしれません。練習の価値あり、って感じです。まあそれ以前にいつでもロケットが使えるように常備して、さらに熟練しておく必要がありますね。