Virtual-On Maniac No.1 - Master Secrets

■ ツインスティックの握り方 ■

 ツインスティックはどのように握っていますか?

「両手で持ってるに決まってるじゃん」

 普通はこんな答えがいいところでしょう。もちろんこれでも構いません。現に操作出来ているのですから。

 ですが、レバーの握り方を意識してみることで、より高速で、より繊細な操作が可能になります。

 これから解説する握り方が最良とは限りません。プレイスタイルによって、最良の形は変わってくるでしょう。これを叩き台として、より上を目指す……そんなつもりで読んでみて下さい。


■ レバーの握り方

 小指と薬指で、なるべくスティックの下に近い位置を握ってください。中指は添える程度。

 より低い位置でレバーを支えることが理想です。下部で支えれば、その分操作の際に動かす距離が小さくなります。すると当然、反応速度も向上します。一般男性であれば、ほとんど腕を動かすことなく、手首をひねるだけでスティック操作が出来るはずです。

 腕がぶんぶん動いてしまっている人は要注意。レバーを上部で支えている証拠です。大きな動きが多い分、反応速度が遅くなります。またスティックの扱いが荒くなってしまう(レバガチャの時なんてえらいことに)ので、スティックの寿命を縮める原因にもなります。

 フォースでは使われなくなりましたが、「漕ぎ」の操作をする際には、これが出来ていない人は漕ぎが遅く、無駄に体力を使います。

■ トリガーの触り方

 人差し指の第二関節が、常にトリガーに触れていることが理想です。トリガーと指が離れている状態だと、その分反応が遅れます。

 トリガーに指が触れている状態であれば、ほんの少し力を入れるだけでトリガーが引けます。力を入れてトリガーを叩く必要は、普通ありません。

■ ターボボタンの触り方

 トリガーと同じく、親指が常にターボボタンに触れている状態が理想です。もちろん、左右とも、です。こちらはトリガー以上に力が要りません。

 余談ですが、右ターボボタンは壊れやすいため、左ターボも使えるようにしておくと便利です。

■ まとめ

・レバーは小指と薬指で、なるべく下部を掴む
・トリガーとターボには、常に指が触れているようにする


■ 注意点

 この操作が出来るようになると、操作に力が要らなくなります。そのため、スティックの微妙な不調も感じるようになります。トリガーやターボが僅かでも反応が悪いと、他の人よりも早く気づくようになり、実際の操作にも影響が出ます。

 しかしその逆に、スティックに優しい操作法でもあります。ぜひ試してみてください。