2月22日から25日にかけて、台湾旅行に行ってきました。仕事じゃあちこち飛び回ってる私ですが、実は初の海外旅行。……というか自腹切って旅らしい旅をしたのは生まれて初めてかもしれません。
今回の旅の様子を、WordPressの練習がてら語っていこうと思います。
今回は友人との2人旅。JTBの安いツアーで、行き帰りの飛行機の時間や航空会社も指定できないものでしたが、行きは朝早め、帰りは夕方のANAという見事な引き。それ以外はオールフリータイムで組んで、台湾のオタっぽいところ巡ろうぜ! というのが主題です。我ながら初海外旅行で酷い旅。
お昼過ぎに、台北市内に近い松山空港に到着。最初に向かったのは「台北101」です。高さ509.2m。上のほうのちょっと細くなる辺りまで上れます。40秒ほどで400mくらい上がる超高速エレベーターを使います。
展望室に上がるには有料のチケットが必要ですが、展望室では日本語の音声ガイドが追加料金なしで借りられます。台北市内を一望しながら、周辺の見所などを聞けます。ただしこの日は曇っていて、遠方はやや見えづらい感じ。
展望室からはさらに2階ほど上がれて、屋外展望台にも出られます。大人でも身を乗り出すのは無理そうな高い壁があるので、デジカメを差し出し気味に撮影。展望室の高さはスカイツリーとそう変わらないくらい高いので、言うまでも鳴く高所恐怖症の方はお気をつけを。私もここで地震が来たらどうしよう、などと少し考えました。
台湾は日本同様に地震が多い国で、我々が帰国直後にも割と大きな地震があったようです。さらに台湾は日本以上に台風が多くやってきます。ですからその分、建物の耐震性も高いのです。台北101には巨大な鉄球のようなものが中に吊り下げられていて(これも展望室に行けば見られます)、建物の揺れを軽減しているそうです。もちろん少々の風ではビクともしません。
ちなみに今回の旅では、1度もタクシーを使いませんでした。移動手段は主に「MRT」と呼ばれる地下鉄です。台北観光はこのMRTだけで概ねカバーできます。ただ台北101の場所はMRTの駅からやや遠く、最寄の市政府駅から15分ほど歩きます。なおMRTは現在も急ピッチで新路線が作られており、台北101の最寄にも駅が作られる予定です。
さて、台湾に来たらやらねばならぬことがあります。鼎泰豐(ディンタイフォン)です。小籠包です。個人的にはこれを食いに台湾に来たといっても過言ではありません。
夕方くらいになり、腹が減ってきたところで鼎泰豐の本店に向かうべく、台北101を出る……ところで、なぜかお目当ての鼎泰豐の看板が目に入りました。どうやらここにも出店していたようです。時間はまだ17時半くらいと早かったこともあり、店は空いています。本店に行くと予約して1時間待ちというのがザラなのは知っていたので、初日はここでいいかと入店。
早速、小籠包を注文。やっぱりうまい!……んですが、期待度が高かったせいか、思ったほどでもない感じ。やっぱり本店はうまい的な話があるのかもしれません。この旅行で鼎泰豐に行ったのはこの1回きりだったので確かめてはいませんが……。とはいえ、上等な小籠包が10個180元(約500円)で食えるんですから、日本の支店で食べることを考えれば十分格安です。
他にも蟹ミソ小籠包やらエビチャーハンやら排骨麺やら牛肉スープやら空芯菜やらを注文し、店員さんから「2人だと多すぎるので減らしたほうが」と言われつつも「大丈夫、食えるから」と言ったとおりに完食して腹いっぱい。朝も早かったこともあり、早めにホテルに引き上げてこの日は終了。
そしてホテルの部屋でゆったりしているとき、今回の旅行で最大の問題が発生します。
――天気予報、残り3日間ずっと雨。
つづく。