ゲームジャーナリストの私が感じていた「eスポーツ」への違和感

eスポーツの本に関わったから言う、というつもりはないんですが……。

昨今の「eスポーツを盛り上げよう!」という動きは大歓迎です。そしてお金や権利が絡んで大人の事情が発生するのも当然だと思います。他のスポーツや興行でも当たり前にありますし、そうでないと広がりがありません。

注目したいのは、その「広がり」の考え方。各所の動きを見ていると、「eスポーツという新しいスポーツの形」を懸命に拡大しようという風に見えるのですが、私はそこに違和感があります。

私にとってeスポーツは、対戦ゲームの1つの形、あるいは違う言い方に過ぎないと思っています。対戦ゲームもゲーム大会も昔から当たり前にあるものなので、ことさらeスポーツを新しいものとして認知させようという動きがしっくりきません。

なぜこんな動き方をせねばならないかと言えば、やはりデジタルゲームに対して社会的にマイナスイメージがあるためだと思います。子供が勉強しない、視力が落ちる、さらにはインドアで陰鬱な感じがするとか、ゲーム脳みたいな話まで。デジタルゲームに対するポジティブなとらえ方というのが、これまでほとんどなかったように思います(実際には作品としての価値や、シリアスゲームの考え方などいろいろあるのですが)。

そのマイナスイメージを払しょくするために、「eスポーツはスポーツである」ということで、明るいイメージに置き換えようという方向性が、特に日本においてはとても強いと思います。eスポーツはデジタルゲームの延長ではなく、新しいスポーツととらえてもらい、フラットな状態で評価してほしいということです。ゆえにゲーム大会ではいけないというのも、気持ちはよくわかります。

とはいえ、私自身にはそもそもゲームに対するマイナスイメージがありません。そりゃ私もゲームをやりすぎて視力がガタ落ちした身なので悪い部分も理解していますが、何事にも良いところと悪いところはあるものです。

という考え方を前提に。私にとってのeスポーツの広がりは、「デジタルゲームの楽しみ方が1つ広がる」ということです。

マイナスイメージに引っ張られて、デジタルゲームは悪だと思っていた人が、eスポーツという名目で改めてデジタルゲームに注目してくれる。それで1人でも「デジタルゲームはいいものだな」と感じてくれる人が増えればいいなと思います。私はその1点において、eスポーツを応援するし、関わっていきたいと思います。

デジタルゲームに関わらず、イメージに縛られて食わず嫌いでいるのはもったいない。というのが私のポリシーみたいなものなので。そのきっかけは何であっても構いません。

自分の中にあるeスポーツに対する違和感が何なのか、ふと気づくことができたので、1つしたためてみた次第です。 あと「ゲーム」と言ったら「デジタルゲーム」のことを指すというのも違和感があるんですが、それだけデジタルゲームが世に浸透しているという証拠であって、私としてはむしろ喜ぶべきことなのだろうなと思ったりしました。

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