クラウドゲーム+オンラインゲーム=いい感じ


NVIDIA、GPU関連カンファレンス「GTC Japan 2012」開催
「GeForce GRID」が示す新たなクラウドゲームの可能性
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20120727_549430.html

NVIDIAの技術系カンファレンスに行ってきました。といってもクラウドゲームと「GeForce GRID」に関する基本的な内容をレクチャーするセッションを取材したので、そんなに難しい話は出ていません。専門用語をPCゲームユーザーならわかるくらいに直した程度で、さほど解説も加えていません(というか講演の基礎解説が丁寧でした)。

クラウドゲームについては、今あるサービスを見ていて概ね理解しているつもりだったんですが、記事後半にあるオンラインゲームとの統合のアイデアは全然知らない話で興味深かったです。言われてみればそりゃそうだ、って話ではあるんですが、通常のオンラインゲームでは実現できないメリットを具体的に示せるというのは大きいなと思います。

UIをローカル処理するというアイデアも、どこまでローカル処理するかはゲーム次第(別にUIだけじゃないとダメと決まっているわけじゃない)ので、あえてクラウドのストリーミングを補助的に使うアイデアなどがあれば、ハイブリッドなクラウドゲームやサービスも出てくるのではないかなと。よりインタラクティブ性を増したニコニコ何とか、なんていうサービスとかできそうな気はしますよね。

まあ、NVIDIAはあくまでクラウドゲームのサーバーパッケージを売るだけで、サービスを提供するわけではないので、これがどこまで広がるかはサービスプロバイダ次第。当面は、NVIDIAのパートナーであるGaikaiを買収したSCEさんがどこまで本気でやるか、というのが焦点になるんでしょうか。

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