駅で歩きながらスマホを見たり、電話したりしている人がいて、その人が明らかに周囲に対して気を配っていないのがわかる状態ってありますよね。危ないなあと思って注意する人もいれば、虫の居所が悪ければ、警告だとばかりにわざとぶつかってどなったりする人もいそうです。
もしそこに自分がいたら、「そりゃ、スマホ触ってる奴が悪いよ」って思いますか? わざとぶつかるのはやり過ぎだと思うかもしれませんが、注意するのは全然悪くないって思う人は多いと思います。スマホを持ちながら歩くのは危ないって、駅にはポスターがあちこちに貼ってありますし、子供でもわかることです。子供でもわかることがわからない大人は、そりゃあ怒鳴られても仕方ないですよね。
というのは、我々の常識においての話。下記の記事をご覧ください。
スマホを通じて目が見えない人の「目」になれるアプリ「Be My Eyes」
誰にだって自分の意志で動く権利がある。ロンドンで生まれた盲目の人のための地下鉄音声ナビアプリ「Wayfindr」
これらのアプリを使っている方は、スマホを見たり(周囲からはそう見える)話したりしています。しかも周囲に気を配れるかというと、健常者並には無理ですよね。目が見えていないんだから。
話を最初に戻します。
駅で歩きながらスマホを見たり、電話したりしている人がいて、その人が明らかに周囲に対して気を配っていないのがわかる状態ってありますよね。危ないなあと思って注意する人もいれば、虫の居所が悪ければ、警告だとばかりにわざとぶつかってどなったりする人もいそうです。
もしそこに自分がいたら、「そりゃ、スマホ触ってる奴が悪いよ」って思いますか?
もし自分が、上記のアプリを使っている人だとわかっていたとしたら、その人がいきなり怒鳴られたりぶつかられたりしても、そいつが悪いと思いますか? そんなわけないですよね。
こういうアプリはほかにもあって、必要な人にとっては本当に便利なもので、QOLを目覚ましく高められるものなんですけど、実際怒鳴られたりするんだそうです。やっぱり自分の常識ってのは疑っていかないと。
あ、もちろん健常者の方はやめてくださいよ。スマホ歩き、危ないですから。