E3 2012レポート裏話(1) こんな感じで取材しました


今回は担当じゃなかったMicrosoftのカンファレンス

今年も行ってまいりました、米国ロサンゼルスのE3。2005年から数えて8回目のE3ということになります。でもフリーランスになってからは初めてのE3で、いつもとは感覚が違います。編集者としての仕事がないので執筆に集中できる分、いつもよりバリバリ書くぞなー、と……意気込みすぎたのか、出国数日前から不眠症気味で、前日に至っては一睡もできず。グダグダな体調でアメリカ入りしましたが、そのおかげか時差ボケは少なめ。

ホテルは今回、「3Dゲームファンのためのグラフィックス講座」を書かれている西川善司さんと同室でした。マイペースに黙々と仕事されるので、これは俺も頑張らんと、と気が引き締まりました。とはいえ会話がないわけじゃなくて、部屋に備え付けの電子レンジで、現地で買った冷凍食品をどうやれば美味しく作れるかを議論したりとか、毎日3DSのすれちがい通信で交換しあってたりとか、どうでもいい話で盛り上がったりもしていました。

取材環境は、PCはメインマシンとなる15.6インチのノートと、持ち歩きメモ帳としてのVAIO P。カメラは一眼レフのNikon D3100と予備のコンデジ(今回は使わず)。あとはICレコーダーと紙のメモ帳、ペットボトルの水とカロリーメイト的な携帯食料。現地の食糧事情はさほどよくないし、取材のための時間を少しでもとりたいので、ずっとこんな感じです。

私の取材担当は、プラットフォーマーでは任天堂さん。あとは日本メーカーとモバイル関連という感じ。日本メーカーといっても日本語で対応してくれる方はほぼいらっしゃらないので、一般の来場者と同様に並んでプレイしてました。ゲームの説明員も当然英語で、例年大変苦労するんですが、今回は当たりがよかったのか割と言ってることがわかって快適に遊べました。Wii Uとかで説明不要なゲームが多かったのもありますが。

E3全体の雑感としては、見所はやはり唯一のハードであるWii U……という予想に反して、任天堂ブースは割と空いている感じ。個別のビッグタイトルのほうに人が集まっていたように感じます。任天堂ブースはオペレーションも上手ですが、それ以上に「とりあえずWii Uに触っとくか」という程度で満足される方が多かったのか、あるいは多くの開発者にとってはあまり刺激的ではなかったのか、いずれにせよ少々肩透かしを食らった感じです。任天堂ブースのゲームは面白かったと思いますけど、どれもカジュアル向けでしたしね。

執筆した記事は今回12本。何とか例年の1.3倍くらいは書けたと思います。詳しくは追って1つずつお伝えします。

そういえば今年のE3で話題になっていたこと。例年はWest Hallの出口手前に「来年もまた来てね!何月何日開催」って書いたパネルがかかっているんですが、今年はそれがありませんでした。来年は開催しない、ってことはないと思いますが、場所が変わる程度のことはあるかもしれません。

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