E3 2012レポート裏話(2) 「Watch Dogs」の世界観がすごい


「Ubisoft E3 2012 Media Briefing」開催
Wii U専用ソフトや「Assassin’s Creed 3」、完全新作「Watch Dogs」などを発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20120605_537849.html

E3 2012の1本目。人手の都合で私がUbisoftのカンファレンスを取材しました。同時通訳的なものはないのでフル英語。そんなのに俺を出して大丈夫か……? と思わないでもないですが、まあゲームは見るなり遊ぶなりすれば面白さはわかるものです。

今回は開催前から「Assassin’s Creed 3」が注目されていました。E3の会場にもでっかい広告が出ていましたし。でもって内容はやっぱりアサクリですよねーと感じられる、スニーキングからの最強アクション。今回は雪の積もった木の枝をピョンピョン飛んでいくのが楽しそうです。しかし上にいるだけで誰も気づかないものだな……。

でも最も注目されたであろうものは、最後に発表された「Watch Dogs」。ctOSという単一のOSに管理された街は、すなわちctOSを奪えばあらゆる情報が手に入り、さまざまなものをコントロールできるということ。その操作をする際、主人公はiPhoneみたいなスマホを手元にチラッと見えるくらいに取り出します。「そんなんでいいんかよ」と思いますが、取り出した情報自体はゲーム画面にオーバーレイ表示されるので、スマホは単なる演出です。そこが今風だけどちょっと未来的でいい味出してます。

そしてオープンワールドっぽい感じを出しつつ、最後に別のキャラクターに視点が切り替わったりして、複数の主人公がいることを匂わせています。日本的に言えばチュンソフトの「街」でザッピングするイメージに近いでしょうか(1本道のシナリオには見えましたが)。ctOSをコントロールできる複数の人間が、ctOSによってつながり、物語が展開していく……というような話だったら日本人的にも面白いなあ、と思いました。

今のところは詳しい話は出てないみたいですが、Ubiタイトルは日本向けにローカライズされることが多いので、日本での続報を楽しみにしたいと思います。

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