E3 2012レポート裏話(13) 「orgarhythm」は熱狂的な人気を得るはず


ネイロ平井武史氏に聞く、アクワイアのPS Vita新作「orgarhythm」の全貌
脳科学をゲームデザインした「能動的なリズムゲーム」に挑戦!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20120611_539388.html

都合最後になった12本目。「orgarhythm」について、開発者の平井さんに話を聞きました。事前にお会いする日時と、試遊台辺りという場所は決めていたのですが、お会いしてすぐゲームの説明を聞き始めて気づいたら1時間ほど経っており、別室でじっくりインタビューということもなく、全部立ち話で済ませてしまいました。それでも夢中になるくらい、ゲームも楽しいし平井さんのお話しも楽しかったです。

どんなゲームかというのは記事に余すことなく書いたので、ここでどうこう言うことはありません。現場では平井さんがiPadで資料を見せながら語ってくれました。ずいぶん丁寧に作られたプレゼン資料だったので、「これはどこかで講演でもされたのですか」と聞いたら、「今回メディアさんにご説明するために作りました」だそうで。そこまでしていただいたことにも感激です。残念ながら記事には掲載できませんでしたが、店頭体験会なんかが開かれるなら、ぜひ平井さんに30分ほどプレゼンしていただきたいです。ほんと、聞けば納得のゲームです。

私にとって平井さんは「メテオス」の開発者の印象が強いです。あれも単純にメテオの柄を合わせるだけではなく、空まで打ち上げ切れなかったメテオがまた落ちてくる前に次の手を考えるという、右脳と左脳を働かせるゲームになっています。あと打ち上げるたびに音がだんだん高くなってテンションを上げるとか、そういうセンスは「orgarhythm」と共通してるなと思います。

あとこの記事、Tweet数よりFacebookいいねのほうが圧倒的に多いという不思議な現象が起こっています。チラ見したくらいではわかりづらいけど、興味を持ってじっくり読んでもらえればすごさが伝わる、という記事にしたつもりですので、ある意味狙いどおりです。

ゲームもそんな感じで、とっつきの悪さは認めざるを得ません。ただプレイ感は斬新で、熱狂的な人気を得そうな感触は既にあります。ゲーム開発者からのウケもよさそうですし、GDC Awardsでも取ってくれないかなあ、と今から期待しています。もちろん売り上げ的にも大ヒットしてほしいので、また機会があれば記事を書きたいなと思います。

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