13本目……にしようかと思っていたものの、諸事情で記事にできなかったネタが2つほどあります。1つはMadcatzブース。一般公開されていないBtoBな感じのブースながら、いろいろ面白い製品があったので、こちらで簡単にご紹介します。
まずはゲーミングマウスの新製品。「R.A.T 7 Infection」です。中身は従来の「R.A.T 7」と変わらず、ブラックとオレンジのカラーリングと、ツルッとした表面に変更されたもの。この色になったのは、「2012年の色というのがあって、それがオレンジだから」だそうです。わかるようなわからないような……。
お次は日本でも発売中の「MLG プロサーキットコントローラー」。一般的には方向ボタンとアナログスティックとなっている部分をユニット化して外せるようにし、パーツとして入れ替えられるという代物です。これがあればPS3でもXbox 360風な非対称アナログスティックな配置も可能。また方向ボタンはPS3のような切れ目のないユニットもあります。さらにアナログスティックの上部のパーツを変更し、ヘコみのあるものや、小さいものに付け替え可能。加えてスティックの長さを伸ばすパーツなんてのもあります。グリップ部分の変更も可能で、バラしてやると男心がくすぐられるものがあります。
基本仕様のものは定価で11,800円。加えてカスタムしようとすると追加パーツも別売りで購入せねばならないので、結構お高い代物です。でも使い込んでパーツ交換が必要になったら、その部分だけ買い替えというのも可能なので、長く使うと元が取れる代物、と言えるかもしれません。愛着をもって使い込みたいゲーマーにオススメですな。
次はWii U関連の商品。今回のE3で新しいWii U GamePadが公開されましたが、にも関わらず早くもWii U GamePadケースが展示されていました。早い。あとWii U Proゲームパッド風のオリジナルゲームパッドも置いてありました。注目はコネクタ部分。Wii Uのコントローラーコネクタってこんなんですよという。見た感じ、Wiiのヌンチャクとかと一緒ですかね。
もう1つ、Madcatzがパブリッシャーとして発売するフライトシューティング「Damage Inc.」です。第二次世界大戦で有名な空戦を体験できるというもの。アメリカなど連合国側の視点からのプレイになりますが、なぜかゼロ戦も使用できます。日の丸だけでなく、鬼の面が機体に描かれていてアメリカナイズにカッコイイです。日本では発売しないそうですが、そういうオモシロ部分もありつつ真面目に作ってあるし、Madcatz純正のフライトスティックもあるので、興味がある人は輸入版でどうぞ。
あと小ネタとして、Madcatzのロゴが変わったそうです。以前はプロゲーマーチームのTeam Mad Catzのロゴとして使っていたネコの爪跡のロゴを、ブランドロゴにするのだそうです。これを見て思わず「モンスターエナジーみたいですね」って口走ったのは失言だったかもしれません。