TGSひとり後記(7) これが本場のムーミンであるか


「スマートフォンゲームコーナー/ソーシャルゲームコーナー」レポート
「コロプラ」から「ムーミン」まで多様なスマホアプリが登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20120923_561819.html

TGSレポート最後の1本は、モバイルコーナーのゲーム出展社まとめです。今年のモバイルコーナーは例年に増して多業種かつ多国籍な雰囲気でした。GAME Watchに掲載する記事なので、全くゲームに関係ないものとか、サービス中のものだけを出展しているブースなどは省かせていただきましたが、それでもこんだけいろいろあるんだから今年は豊作でした。あ、でもネコミミは明らかに関係ないね。

取材時のエピソードを1つ。国際色豊かな中でも一番極まっていたのが「Moomin Party」のブース。規模は小さいコーナーなんですが、入口にムーミンの着ぐるみが立ってて結構存在感がありました。しかも写真撮らせてもらったらサムズアップとかするんでもう1枚撮影して記事に使ったり。あれ、ムーミンってそんなキャラだっけ? よく知らんのだけど。

で、仕事は写真撮ることだけじゃなくゲームを遊ぶことも大事。ブースに何があるのかなーと見に行ってみたら、いきなり英語で話しかけられました。このブースはフィンランドから出展していて、日本人スタッフはいません。日本語できるスタッフはいたのかな……とりあえず私に話しかけてきたお兄さんは、全く日本語を話す気配がありませんでした。行ったの一般日だったんですけど、ずっとこんな感じだったんでしょうか。

私は英語はほとんどわかりませんけど、ゲームはゲーム、遊べばわかるってことで、お兄さんにも色々説明してもらいながらプレイ。ゲーム自体はシンプルなんですけど、「アウトドアモード」ってのがあったのをめざとく発見。「今回はインドアモードでプレイするね」と言って始めたお兄さんの説明が一通り終わったところで、「アウトドアモードってのも見せてもらえない?」と言ったら、「OK、ここは狭いからブースの外に出よう」と言って前の通路へ。

記事にあるとおり、センサーチップで位置情報を掴んでいるようで、端末とセンサーチップを持ってプレイします。やることは左右に動くだけ。ただし1歩2歩とかじゃなくて10歩くらい歩かないとゲーム内で端から端まで行けません。TGS会場の通路はただでさえ人が多いので、「こんな感じだから、ここじゃちゃんと遊べないね」などと言ってました。日本じゃ位置ゲーはいろいろ出ていますけど、こういう規模の遊び方は日本人にはできない発想ですなー。センサー感度がいいならスマホを銃替わりに使うサバゲとか作っちゃえよ、などと思いました。

そういやこの「Moomin Party」のブース、ビジネスデイ初日には元F1ドライバーのミカ・サロが来ていたそうです。彼はフィンランド出身で、現在のビジネスパートナーであるこのブースにお手伝いに来ていたそうで、普通にリーフレットを配っていたのだそう。今の時代は何があるかわかんねーなーと思いました。10年後のTGSにキミ・ライコネンが来てたら「暑い中ご苦労様です」とか言ってアイスノンをプレゼントしたいです。

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