リアルな3Dゲームを理解するためにリアルカートに乗った


NVIDIAがアンチエイリアシング最新技術「TXAA」を紹介
「アサクリ3」や「CoD:BO2」に合わせたキャンペーンも発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20121126_575050.html

3Dゲーマーにとってアンチエイリアシングは、「綺麗になるのはわかるけど処理がやたら重くなる」という、イマイチよくないイメージのある代物です。ですがそこは研究が進んでいて、新しい技術もどんどん出てきています。それをなるべくわかりやすく説明しましょう、というのがこちらの記事の趣旨。

MSAAはエッジを狙い撃ちしてシャープに。FXAAは完成した絵を触るのでテクスチャにも効く発想の転換モノ。TXAAは前フレーム参照という時間軸方向へのアプローチを加えたもの。こういう話を見ていると、Motion JpegからMPEG、MPEG-2と進化してきた動画のエンコーダを思い出します。ということはAAもこの先まだまだアイデアがあるんだろうなあと期待されられます。

で。実はこの発表会の後、別会場へと移動しました。向かったのは埼玉、「サーキットスタジアム634」です。ここは屋内カート場。もちろん我々、カートをやったわけです。「3Dゲームのリアリティを理解するため、本物を体験しましょう」というのが趣旨。レースゲームのリアリティを語るなら、リアルを知っておけというわけです。

私、F1は好きですがカートは未経験。アクセルベタ踏みとか怖いじゃん? と思っていたんですけど、意外とすぐに慣れるもんで。2~3周で大体わかったので、わざと前と距離を作ってクリアラップを取り(この辺はF1の知識が生きている)、1周目いっぱい踏み込み。経験者も混じる中、初めてのカートで20人中4位くらい。あれー、レースゲームは苦手なのに本物は行けちゃう系?

でも数周ほど集中しすぎたせいか、降りたら胃がひっくり返ったように重くなり、ぐったり。その後は団体戦をやりましたが、他の方に譲る形でちょろっと走って終わりました。いちおうタイムは狙ったんですけど、なかなか伸びず。なんだろなーと思ったら、サーキットの方が教えてくれた走行ラインが、速いラインじゃなくて安定して走るためのラインだったと後で気づいたのでした。

しかし想像以上に楽しかったです。今度は屋外でやりたいっすなー。

 

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